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KVアダプター

VCBの更新工事でメーカーフリーの互換板

KVアダプター 発売!

既設VCBの主回路端子配列に合わせたパネルの開口作業とKVアダプターの採用で将来にわたって三菱、東芝、富士の最新形VCBを自由に選択した更新工事が可能となりました

KVアダプター

こんなことで困ったことはありませんか?

  • 既設と同じメーカーのVCBを選択すると、納期がどうにも間に合わない
  • 既設で採用されていたVCBの製作仕様が、同じメーカー品では消滅
  • 別のメーカのVCBに代えて更新したいが、互換性がなく工事が難しい
  • 現地でのパネル加工に高い精度が必要で、作業時間に問題がある
  • 絶縁劣化での更新だが、盤の設置環境に対応したVCBで更新できない
  • 既設VCBは床面がアングルで固定されているが、固定位置が合わない
  • 説明図
    特願 2016-184807にて出願中

    JISキュービクル盤でのVCB更新の必然性 JISキュービクル盤に、収納される機器の中で、VCBの重要性はいうまでもありませんが、箱体内の位置で見ますと下方に設置されているため、ゲタ基礎などの設置条件では下方から吹きあがる汚水の影響をまともに受けて絶縁劣化させられることになります。その一方、盤の上部には放熱のための換気口があるため雨水や上部の断路器等で発生した結露水が汚れを集積して電線を伝って流れ込んでくる汚水により絶縁劣化することになります。汚染された結露水が、絶縁物にトラッキングを引き起こしますと、一定期間後には必ず更新する必要が生じます。汚損が上方からのものか、下方からのものかは、絶縁抵抗低下量の比較から推定ができますので、更新するVCBは、状況に合致したものを選択する必要があります。一般的に、床部を閉鎖するVCBは、下からの汚水に強く床部を開放するVCBは流れ込む汚水を内部に留めないので、上からの汚水に強いといえます。
    VCBに影響する汚水が上方から来る度合いが強い場合は開放タイプを選び下方の度合いが強い場合は閉鎖タイプを選定するのが賢明です。しかしながら、VCBメーカー様間においての取付互換性は取られていませんので、異なるメーカのVCBで更新することは困難な状況にあり自由な相互更新をする製品が要望されます。異なるメーカ間の取付互換を可能とするKVアダプターと、床高さを調整するKVベースアダプターや直接取付時に更新後のパネルの体裁を保つカバーなどの関連機材は、正にこうした皆様からのご要求に確実に対応できる製品です。また、当然のことですがユーザ様からは、更新工事に要する時間の短縮が望まれますが、これに対応する補助機材等も用意されております。

    KVアダプター及び関連機材の形式説明

    KVアダプター及び関連機材の形式説明

    KV-□□U01 主回路端子の電源負荷左右配置用アダプター

    既設VCB (主回路端子の電源側負荷側が左右配置) 場合の固定パネルへの開口加工寸法

    • 既設VCBの主回路端子穴の中心を基点として割り出します。(2ヶ穴の場合は下穴)
    • 基点から、下図に従って、角穴と互換板取付用の穴(10φx4)を追加加工します。
    • 使用する更新用VCBメーカーに対応したKVアダプターを使って、更新作業を実施下さい。

    既設VCB (主回路端子の電源側負荷側が左右配置) 場合の固定パネルへの開口加工寸法

    電源側、負荷側の主回路端子が左右形の場合、更新用のKVアダプターは、更新用VCBが、東芝もしくは三菱の場合はKV-TMU01形を、富士の場合はKV-FSU01形が基本対応します。他に用途に応じて、東芝一人作業時専用のKV-TSU01形等各種用意しております。
    KV-TSU01については、一人作業フック付きと標準品のいづれにも対応します。三菱専用のKV-MSU01は、主回路導体の高さが、既設VCBの高さに適応した位置となっています。

    KV-□□U01形 t3.2 3.5kg 塗色5Y7/1

    既設VCB(主回路端子の電源側負荷側が前後配置)の固定パネルへの開口加工寸法

    • 既設VCBのS相主回路端子の中心を基点として割り出します。(2ヶ穴の場合は下穴)
    • 基点から、下図に従って、角穴と互換板取付用の穴(10φx4)を追加加工します。
    • 今回更新するVCBに対応したKVアダプターを使って更新作業を実施下さい。

    既設VCB(主回路端子の電源側負荷側が前後配置)の固定パネルへの開口加工寸法

    既設VCB(主回路端子の電源側負荷側が上下配置)の固定パネルへの開口加工寸法

    • 既設VCBのS相主回路端子の中心を基点として割り出します。
    • 基点から、下図に従って、角穴と互換板取付用の穴(10φx4)を追加加工します。
    • 今回更新するVCBに対応したKVアダプターを使って更新作業を実施下さい。

    既設VCB(主回路端子の電源側負荷側が上下配置)の固定パネルへの開口加工寸法

    電源側負荷側の主回路端子配列が前後形もしくは上下形の場合、更新用のKVアダプターは、更新用VCBが東芝もしくは三菱の場合はKV-TML01形、富士の場合はKV-FSL01形が基本対応します。他に用途に応じて、東芝一人作業専用のKV-TSL01形や、富士のKV-FST01形等も用意しています。

    KV-□□T01 主回路端子の電源負荷前後配置用アダプター,KV-□□L01 主回路端子の電源負荷上下配置用アダプター

    KVアダプターの適用が困難な場合の例 開口作業前のご注意
    KVアダプターをお使いになる場合は、あらかじめ既設のパネルに対してKVアダプターが取り付いた状態で、表示ランプ、入切スイッチ、配線ダクト等と当らないかを十分に確認下さい。開口加工作業を始めてしまいますと、途中で気がついても変更は困難です。KVアダプターが、表示ランプ、入切スイッチ、配線ダクト等と重なる可能性がある場合は、事前にご相談下さい。各機器の位置が判る正面からの写真や、背面からの写真等があれば、交換する機種やパネルの加工方法を限定することで、パネルに直接加工する形態でのVCBの更新も有効であり、お手伝いいたしますのでお問い合わせ下さい。(更新用VCBの手配につきましては、弊社に直接ご用命下さい)

    KV-B□□ ベースアダプター
    KVアダプターは基本的にパネルのみで固定されたVCBの更新に適応する製品ですが、既設品の中にはVCBの固定を前面のパネルだけでなく、後方床部をアングル等で支えたものがあります。こうした場合は、更新後も後方の支えを考慮する必要があります。位置の違うアングルを切除して、新たに床からのスタッド等で支える方法では箱体自体の強度を、大きく低下させる恐れがあります。弊社ではこうした対策として、既設アングルを残したままで後方からの支えを可能とするベースアダプターも用意しています。一般的に更新用VCBは、新形であるので、既設VCBよりコンパクトに構成されているため、既設のVCB用アングルに奥行き方向で届かなかったり、高さが低すぎて既設電線に届かない場合がありますが、ベースアダプターの適用によりこうした問題は解決されます。床用ベースアダプター KV-B□□形は、本パンフレットに掲載する全ての形式の更新用のVCBの床固定穴に対応し、長穴により奥行き方向の調整が可能です。また下部の板には、上部の板の長穴に直角にクロスした長穴を複数用意することにより全ての既設VCBの床固定穴に適応可能です。間接取付等で、床のみでVCBが固定されている場合の高さ調整には前後に2個使用下さい。高さ(□□mm)は、既設VCBと、更新用VCBの組み合わせに応じて最適のものが選択可能です。

    KV-B□□ベースアダプター
    特願 2017-131501にて申請中

    KV-A01 補助工具(アダプター組立用)
    更新工事用補助工具も用意しております。
    開口工事のスタート前にKVアダプターに、位置決めしてセットして準備することで更新工事の効率化が図れる補助工具です。1個でも使用可能ですが、2個セットでの使用が便利であり、推奨します。

    KV-A01 補助工具(アダプター組立用)

    KV-A02 補助工具(基点位置決め用)
    既設のパネルに開口作業を行う場合は、既設VCBの主回路端子位置を基点として、開口作業する位置を決定しますが、既設VCBの図面が入手できませんと、この基点位置の割り出しは結構難しい作業となります。この割り出しを更新工事の現場で効率的に行う補助工具も用意していますのでお問い合せ下さい。 特許出願中

    KV-C□01 カバー(既設貫通穴閉鎖用)
    VCBメーカ様が推奨する寸法で穴開け加工が可能な場合でも既設のVCBの横幅が大きいと、固定穴等がパネルに残ってしまう場合(Ex.日立等)があります。こうした際にVCBを固定する穴に共締めにして余分な穴を塞ぐためのカバーも、三菱、東芝、富士用と各々用意しています。これらの、カバーは既設パネルを開口加工する際の位置決めの定規としても利用可能です。
    (本カバーは、既設パネルに重ねて使用しますので、三菱用は、一人作業用のフックの位置を外しており、富士用は、上下に大きく開口して一人作業フックから外しています。

    KV-A02 補助工具(基点位置決め用)、KV-C□01 カバー(既設貫通穴閉鎖用)

    KV-P□01 延長プレート
    直接取付に便利な延長プレートも販売しています。パネルに直接加工して、更新用VCBを取付る場合既設VCBの取付のために開口されていた穴がパネルに残ってしまい、更新用VCBの表面板では塞げない場合があります。こうした穴を塞ぐための部材としてKV-PT01(既設三菱→東芝:下部延長用)などの表面板 延長プレート等も用意しており様々なケースに対応可能です。

    KV-P□01 延長プレート

    KVアダプターを採用いただくにあたってのご注意!

    • 将来、各VCBメーカー様が製作するVCBの形状が大きく変更されますと、
      現在販売するKVアダプターでは、対応できなくなる可能性がありますが、
      その場合は適応品を随時追加発売します。(パネル開口部を追加加工する必要が生じる場合もあります)
    • 現存する全ての既設品への対応ではありませんので、更新後既設で設けられていた貫通穴等が、
      パネル面に残る場合もございます。余分な貫通穴を、塞ぐためのカバー類も
      本パンフレットに紹介する以外に各種用意しておりますので、お問い合わせ下さい。
    • 本アダプター採用による3社間の互換性は、パネル取付のみでVCBを固定している場合については有効ですが、
      床面支持と併用されている場合は、本パンフレットのベースを利用した場合は、互換性が制限されますので注意下さい。
      (既設VCBのメーカ名、形名、製造番号等をご確認の上、お問い合わせください)
    • 開口部の加工位置については、主回路端子締結穴の中央を基点として寸法指定しておりますが、
      既設品のメーカ名、形名、製造番号、製作仕様が判明していますと、本体固定穴からの正確な基点位置寸法等も
      お知らせできますので、お問い合わせください。
    • 現在KVアダプターが、適用可能であることを確認していますのはJISキュービクル
      盤用の固定形VCB(手動形)のみですが、メーカー/形式によりましては、
      電動形が適用可能な組み合わせもありますので、お問い合わせ下さい。
    • 更新用VCBのメーカ、形名を限定すれば、電源負荷左右形用のKVアダプターを、
      電源負荷前後形や電源負荷上下形への適用が可能な場合もありますので、お問い合わせください。
      但しパネル開口寸法等も適用するKVアダプターに応じて変更されます。
    • 電源負荷左右形、電源負荷前後形、電源負荷上下形以外の主回路端子形態のVCBが既設となっている場合も、
      条件により更新可能ですのでお問い合わせ下さい。
    • 本パンフレットで紹介するKVアダプターで更新可能となる既設VCBはJISキュービクル
      盤用として使用されている全てのVCB(三菱製現行/旧型、東芝製現行/旧型、富士製現行/旧型
      日立製現行/旧型、明電製旧型、中立製旧型、愛知製旧型等)となります。
      但し、新しく更新するVCB(交換用)としては、以下に限定されますのでご注意下さい。
      三菱:VF-8RH-D、VF-13RH-D、VF-8NH-D、VF-13NH-D、VF-8PH-D、VF-13PH-D
      東芝:V4C(S)-U、V6C(S)-U、V4C(S)-T、V6C(S)-T、V4C(S)-L、V6C(S)-L
      富士:HA08AB-H□、HA12AB-H□、HA08AC-H□、HA12AC-H□、HA08AP-H□、HA12AP-H□
      更新用VCBを選定するに当っての仕様確定についても既設機種の詳細確認等が必要です。
      仕様間違いの防止の観点からも、KVアダプターだけでなく、VCBの手配も弊社にご用命下さい。
    • 本KVアダプターは、全て電線で主回路配線されているVCBの更新用です。
      導体等で主回路が接続されている場合については、別途お問い合わせ下さい。
    • 既設VCBの据付状況、更新する機種により既設パネルへ更新VCB用取付穴を直接開口する
      作業が可能な場合もございます。加工図等も準備できますのでお問い合わせください。
    • 主要メーカーのVCBは、非常更新用として在庫しています。お問い合わせください。

    安全に関するご注意

  • 据付け、接続、運転、保守などの作業の前にカタログ、パンフレット、その他製品に付属する書類をよくお読みになり、正しくご使用下さい。
  • 安全のため、作業は、電気設備の施行法、関連法規等に熟知し、機器の原理および性能を理解した方が実施して下さい。
    • 東芝産業機器システム株式会社
    • SEIKO ERECTRIC
    • 株式会社イカイ
    • 三菱電機株式会社
    • 富士電機株式会社

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