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真空遮断器VFシリーズの電動バネ操作方式の投入操作と引外し

真空遮断器VFシリーズ 電動バネ操作方式の投入操作と引外しについてまとめました。

閉路操作

まず、電源を接続することにより、電動機が起動し投入ばねの蓄勢を開始します。投入ばねが完全に蓄勢されると、電動機は停止します。

この状態で投入指令スイッチを入れると、操作機構部の投入ラッチが解除され、蓄勢された投入ばねのエネルギーで遮断機は閉路(投入)されます。

投入ばね蓄勢中に投入指令が継続して出されたとき

投入ばね蓄勢中(電動機のチャージ時間:約6秒)に投入指令スイッチに連続閉指令を与えた場合、投入ばね蓄勢が完了すると遮断器は投入されます。

引外し操作

引外し指令スイッチを入れることにより、操作機構部の引外しラッチの係合が解除され、遮断器は開となります。

遮断機が開路(引外し)されると、電動機は起動して、投入ばねの蓄勢を行い、次の投入に備えます。

引外し自由(トリップフリー)操作

遮断機が引外し状態で投入ばねが蓄勢状態(投入準備)において、投入指令と引外し指令を同時に与えた場合、閉路操作と同様の動きをした後、引外し操作を行います。

その後、電動機が起動して投入ばねが完全に蓄勢されると停止します。そのとき、遮断器は開路状態を保持します。

なお、閉路操作を行うには、投入指令スイッチによる投入指令を解除させて、ポンピング防止用リレーを復帰させる必要があrます。

手動操作

フェースプレート正面に取付けられている手動蓄勢ハンドル取付ねじを外し、手動蓄勢ハンドルを取り出します。手動蓄勢ハンドルを挿入口(丸穴)に差込み、時計方向に約10回転させ、投入ばねを蓄勢します。

その後、入切レバーを押し下げ、遮断器を投入させます。このとき、開閉表示器は「入」を表示します。また、入切レバーを押し上げれば、遮断器を引外すことができます。このとき、開閉表示器は「切」を表示します。

容易に手動投入操作がされないように、手動操作後は必ず手動蓄勢ハンドルをフェースプレートに取付けておいてください。

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